フランチャイズ本部構築における広告戦略についてまとめています。オンライン広告・オフライン広告をはじめ、さまざまな広告についても解説しています。
オンライン広告は、インターネットを介して宣伝を行う広告で、インターネット広告やデジタル広告とも呼ばれます。オフライン広告は、テレビ、雑誌、新聞、ラジオなど、インターネットを介さずに宣伝を行う広告です。
オンライン広告のメリットは、低予算で始められる、狙ったユーザー層にアプローチできる、広告の効果が検証しやすい、配信・停止がすぐにできるという点が挙げられます。
デメリットとしては、商材や目的に合わせて適切に設定しないと期待する効果が得られにくい、リアルタイムで計測できるため、数日おきに改善するなど、運用の知識と時間が必要になる点などがあります。
オフライン広告は、エリアを絞り込んだ配信ができる、露出が多く、シニア層にもアプローチできる、知名度や企業イメージがアップするという点がメリットである一方、費用が高額になりやすい、商品やサービスによっては不向きのものがある、効果測定が難しく、費用対効果が見えにくいという点がデメリットになります。
加盟店の募集にあたって、フランチャイズ本部が活用できる広告や方法には、リスティング広告、SEO対策、ポータルサイトへの掲載、フランチャイズ関連のイベントや展示会、店先広告などがあります。
検索エンジンで、ユーザーが検索したキーワードに連動して掲載されるテキスト型広告。リスティング広告の中の「PPC広告」は、その広告が1クリックされたら課金されるというシステムです。
SEOとは、「検索エンジン最適化」のことで、SEO対策は、検索エンジンでキーワードを検索した際、検索結果の上位に表示されるようにする対策のこと。即効性はなく、上位表示されるまでに3~6カ月かかります。
ポータルサイトへの掲載はもっとも一般的な方法です。掲載料はリスティング広告よりも高めですが、加盟希望者の閲覧も多く、早く加盟者を増やしたいという場合におすすめです。
フランチャイズ加盟希望者と直接出会うことができるのが最大のメリット。イベントや展示会によって、参加する加盟希望者の属性も異なるので、事前にしっかり調査してから臨みましょう。
フランチャイズ本部が運営している店舗の店頭に募集要項などの広告出す方法。そのお店を利用したことのある人に直接アプローチできたり、実際に目で見て体験して判断することができます。
オンライン広告を利用したとしても、ネットで契約して、そのまま加盟するというわけではありません。どんな広告・戦略であっても、オンラインだけでのやり取りではなく、必ず対面して、会話を交わす「オフライン」へと繋がっていくという意識を持つことが大切です。
フランチャイズ本部構築にあたって、フランチャイズ本部が加盟店を集客するための広告戦略や、それぞれの広告のメリット・デメリットについてまとめてみました。それぞれの広告の特徴を踏まえた上で、自社の商品・サービスやターゲットとする層に合った広告展開をしましょう。
※2022/2時点公式HPより
2022年2月時点で「フランチャイズ本部構築」で検索して公式サイトが表示される上位30社をピックアップ。 フランチャイズ本部構築のコンサルティングサービスを専門的に取り扱っている会社の中から3社選定しました。
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